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嫌な仕事を押し付けられる人の5つの特徴と回避する4つのアクションプラン

 

仕事をしていると、嫌な仕事を押しつけられる事ってありますよね。

 

割り込みで入れられたり、自分にだけ嫌な仕事をずっとさせられ続けたり、職場によって様々です。

 

現状を打破したいけど、具体的にどうすればいいのか分からないと悩んでいる人も少なくありません。

 

この記事では、「嫌な仕事を押しつけられるけど、どうしたら良いの?」という人向けに、4つのアクションプランを紹介しています。

 

是非参考にしてみてください。

 

嫌な仕事を押し付けられる人の5つの特徴

 

まず、嫌な仕事を押し付けられる人の特徴について説明します。

 

もしあなたがいずれかに該当するなら自分を変えることを考えた方がいいでしょう。

 

他人の評価を気にしすぎる人

 

嫌な仕事を押し付けられる人の特徴の一つ目は、他人からどう思われているかを気にしすぎて、嫌な仕事を押し付けられても断れないところです。

  • 断ったら相手から嫌われるんじゃないか?
  • 上司からの評価が下がってしまうんじゃないか?

このように考えてしまい、内心では嫌だなぁと思っている内に、断るタイミングを逸してしまいいます。

 

一度でも嫌な仕事を引き受けると、次から次えと仕事を振られてしまい、悪循環に陥ってしまいますよ。

 

自分の気持ちを表に出すのが苦手な人

 

自分が思ったことを言葉にうまく表せない人も、嫌な仕事を押しつけられがちです。

 

押しつけてくる人は突然やってくることが多いので、とっさに断ることができず、結局相手の押しに負けてしまいます。

 

特に相手が有無を言わせない感じで、「この仕事やっておいて」とだけ言って去られると、断るスキがなく、「え?」って思っている間に仕事をさせられることもあります。

 

仕事だから仕方がないと割り切れる大人な人

 

物わかりが良く、嫌なことも「仕事だから仕方がない」と割り切れてしまう人は嫌な仕事でも押し付けられがちです。

 

こういう人は、周囲よりも優秀な人である場合が多く、嫌な仕事じゃなくても色々と仕事を振られる人です。

 

振られる仕事の中に、他の人が嫌がるような仕事もあり、結果的に押しつけられた形になってしまいます。

 

言い方を変えると、都合の良い人として周囲から評価されている可能性がありますよ。

 

自分に自信がない人

 

自分に自信がない人は嫌な仕事を振られても、この仕事を断って仕事がなくなったらどうしようと不安に思ってしまい、引き受けてしまいます。

 

自信のなさそうな人は見たらすぐにわかってしまうものです。

 

嫌な仕事を他人に押しつけようとするような人は、特に自信のない人を見抜く感覚が鋭いので、要注意ですよ。

 

自分の立場が相手より低いと思っている人

 

仕事を振ってくる人が、自分よりも上の立場にいると思ってしまうと、引き受けざるを得ないと判断してしまいがちです。

 

例えば、契約社員の人が正社員の人から嫌な仕事を頼まれたときに、ここで断ると契約を切られてしまうかもしれないと不安に駆られ、嫌な仕事でも引き受けてしまう場合です。

 

また上司であったり、先輩であったり、ものすごく優秀な後輩だったりした人から仕事を頼まれた場合も同様に不安が頭をよぎります。

 

つまりは、相手の機嫌を損ねることが自分にとって今後大きなマイナスになるかもしれないと言う不安がある場合に、引き受けてしまうわけですね。

 

 

嫌な仕事を押し付けられるときの4つのアクションプラン

ここからは、嫌な仕事を押し付けられたときにどうすればいいのかについて、あなたが起こすべきアクションプランについて説明します。

 

実績作りと捉える

 

嫌な仕事を一旦引き受けて、これは実績作りだと捉えましょう。

 

いきなりマインドの話かよ、と思ったかも知れませんが、実績を作れる機会はプラスに捉えた方が後々得をします。

 

このように考えると2つの大きなメリットがあります。

 

他の人が身につけられないスキルが身に付く

 

嫌な仕事というのは、他の人がやりたがらない仕事なので、他の人よりスキルが身に付く機会でもあるのです。

 

「嫌な仕事」というのは、面倒くさい仕事だったり、体力的・精神的に辛い仕事だったりしますよね。

 

面倒くさい仕事なら、効率よく終わらせるための方法を考えることで、他の仕事にも応用が利く場合があります。

 

体力的・精神的に辛い場合は、それを乗り越えたときに、他の人に話せるエピソードになります。

 

配置転換や転職などで、職場が変わったときなどにあなたが如何に忍耐強いかを示せますよ。

 

周囲の評価が上がる

 

嫌な仕事でもしっかりとアウトプットを出せる人は、周りが評価してくれます。

 

あなたが思っている以上に周りはあなたのことを見ているものですよ。

 

そのため辛くて大変な仕事でもしっかりこなしていると、重要な仕事を任せられるようになります。

 

またあなたがチャレンジしたいと思う分野へのチャレンジも認めてくれやすくなります。

 

長い目で見ると、嫌な仕事でもきっちりこなせるだけのスキルとメンタルを身に付けることで、より良い未来があなたに待っているでしょう。

 

上手な断り方を身につける

 

現在の仕事の中に、割り込みを入れられるような仕事だった場合は、上手な断り方を身につけましょう。

 

「嫌です!やりません!」ときっぱり断る事が出来ればいいのですが、出来ないから悩んでいるんですよね。

 

とはいえ、やはり断るというのが後にも先にも一番有効な手段であることは変わりません。

 

そこで重要なのが、断り方を身につけると言うことです。

 

感情的に断ったり、先ほどのように「嫌です!」なんて断り方をすると、確実に相手の不評を買います。

 

不評を買うのは本意では無いと思うので、なるべく相手が引き下がってくれるような断り方をしましょう。

 

具体的に言うと、つぎのような断り方です。

 

  • そういった仕事は初めてなので、どなたかサポートしてくれる人を付けてくれませんか?
  • 今抱えている仕事は○○さんから振られた仕事なのですが、優先順位はどちらが上ですか?
  • その仕事をやると、今の仕事が期日に間に合いませんが、構いませんか?

 

このように直接断りの文言を入れずに、他人を巻き込んだり、押しつけたことによるデメリットを提示することで、相手の判断で引き下がって貰うようにしましょう。

 

上司に相談する

 

あなたが波風立てない断り方をしようとしても、「つべこべ言わずにやれ」と無理矢理押しつけてくる人もいるでしょう。

 

これは「過大な要求」に当たるパワハラの可能性大です。

 

「過大な要求」とは次のようなパワハラです。

業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害があった場合、「過大な要求」型のパワハラに当たることがあります。

引用元:厚生労働省 あかるい職場応援団

 

このような場合は、上司もしくはその上の上司に相談しましょう。

 

あなたが社会的、組織内で弱い立場にあるのであれば、より強い立場の人に助力を願うのが有効な手段になります。

 

突然ほとんど話したこともない人と話すのはハードルが高いかもしれませんが、何かを変えようとするのであれば、それなりのエネルギーが必要になります。

 

このまま嫌な仕事を押しつけられ続ける日々で精神を摩耗し続けるぐらいなら、一回だけ大きくエネルギーを使って、将来良くなる方向に向かいましょう。

 

会社やその組織から離れる

 

ほぼ最終手段ですが、配置転換や転職、独立するなどの働く場所を変えると言うのも手段の1つではあります。

 

軽々に働く場所を変えることはできないと思いますが、心身ともに悪影響が及ぼされるほど追い詰められているのであれば、その場から逃げると言うのは悪いことではありません。

 

逃げるが勝ちということわざもありますしね。

逃げるが勝ちとは、無駄な戦いや愚かな争いなら、避けて逃げるほうが、結局は勝利や利益を得られるということ。

引用元:故事ことわざ辞典

 

無理だと分かっている仕事をやるのが勝ちだと考えるのか、あなたの人生をより良いものにすることが勝ちなのかを考えて行動しましょう。

自分の適性をチェックしてくれるような転職サイトもあるので、自分がどういう仕事に向いているのかを確かめるだけでもした方がいいでしょう。

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最後に:嫌われる勇気を持つのが重要

 

嫌な仕事を押し付けられる人の特徴と、押しつけられた時のアクションプランについて説明しました。

 

アクションプランを示しましたが、実は最も有効な手段が「きっぱりと断る勇気を持つこと」です。

 

アドラー心理学では人生における悩みの全ては人間関係にあると定義づけています。

人間は社会的動物であることから、人間の行動は、すべて対人関係に影響を及ぼす。アドラー心理学では、人間が抱える問題について、全体論から人間の内部に矛盾や葛藤、対立を認めないことから、人間が抱える問題は、すべて対人関係上の問題であると考える。

引用元:wikipedia

 

人間関係で悩まないためには、相手にどう思われているかは気にせず、自分の言いたいことをしっかりと主張する力を身に付けることが重要です。

 

私も職場で言いたいことを言えるようになって、かなり仕事をスムーズにこなせるようになりました。

 

また会議中などでも積極的に発言することで、周囲の評価も上がっていきました。

 

あなたも今後の人生をより幸せに生きるために、言いたいことを言える人になってくださいね。

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